「川崎市民っす!」さんからの投稿
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- 投稿日
- 2019-04-16
ここ【出島 電車停留場】は、その名の通り日本の歴史の教科書で必ずと言って良い程に登場する史跡≪出島≫への最寄り電停です。道路の真ん中にプラットホームとなる安全地帯が2ヶ所設けられており、上り・下りの方面ごとに乗場が分けられています。電停プラットホームへは、道路を横断して出入りする仕組みなので、電停の周りを通行する自動車の動向にも注意が要りますよ。さて出島は、鎖国政策をしていた江戸時代に、唯一海外との貿易窓口となっていた扇形の人工島。後の時代に、周囲の一部は埋め立てられて他の土地と「地続き」となったり、また中島川に面した北側は川幅拡張工事により「削られ」たりして、往時の出島の面影が大部分で失われていました。…が、近代では長崎市により、復元整備事業が行われ、周囲に出島の輪郭が判るような濠が設けられたり、正面側には【出島表門橋】が再整備されたりしています。当電停から、隣の新地中華街電停にかけての線路沿いの歩道を歩くと、出島の輪郭の一部が判るような地形に再整備されていることが、よくわかりますよ!