「川崎市民っす!」さんからの投稿
- 評価
- 投稿日
- 2018-03-20
江の川のV字谷が続く地形の中で、当駅の鉄道敷地は異様に立派に整地された平坦地になっている印象です。プラットホームは島式で長いものの、その片面にのみ線路が敷かれています。本来の計画では、反対側にも線路が敷かれ、上下列車が交換出来る構造になったのであろうことが判ります。また、駅舎(待合室)まではプラットホームから少し離れており、その間に車が転回出来るロータリー状の空間があり、そしてその真ん中に簡素な上屋が付いた駐輪場があり…これらは線路敷設が為されないまま今日に至る空間を活用した場のように感じました。因みに当駅前には二次交通機関として高宮中央交通の路線バス【お太助バス さんさん号】(船佐駅-高宮支所-甲立駅前-吉田出張所)がやってきます。
JR三江線では、沿線に残る伝統芸能「石見神楽」で路線を盛り上げようという『三江線神楽キャンペーン』が実施され、その一環として神楽愛称駅名板が各駅に掲げられています。船佐駅には【悪狐伝すてーしょん】という愛称が付けられ、プラットホームにある神楽愛称駅名板を見ると、その演目(悪狐伝)の解説が記されているんですよ。
