「川崎市民っす!」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2018-03-31
三江線が全通するより前は、江津側からの線路は当駅で途切れた【三江北線(さんこうほくせん)】という路線だった時代があり、当駅で国鉄バス【大田線】(大田市-忍原町-粕淵-浜原-赤名)と、赤名接続の国鉄バス【雲芸本線】(出雲市-三刀屋-赤名-三次)とを乗り継いで、三次から芸備線経由で広島方面へは行ける仕組みでした。曾ての国鉄は、山陰と山陽とを結ぶ陰陽連絡ルートを永年苦心して作り上げてきたことが判ります。JRバスとなってから、【大田線】も【雲芸本線】も廃止され、JR鉄道線の【三江線】もH30.3.31の運行をもって当駅を含め地図から消えます。
先人の苦労が偲ばれつつ…時代の流れなのでしょうか。
「川崎市民っす!」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2018-03-31
当駅始発&当駅止の列車が設定され、夜間滞泊する列車がある三江線の運行上の要所となる駅です。曾ては貨物取扱駅でもあったことから駅構内は広いですが、隣の粕淵駅が簡易委託駅としてきっぷ発売を始めたときに当駅は駅員無配置駅となりました。駅の外側で江津方を眺めると、三瓶山の美しい山容を望むことが出来ますよ。早春や晩秋の雪を被った三瓶山の姿が、私は好みです。因みに駅事務室の跡は【浜原地域おこし協力隊】の事務所となっています。
JR三江線では、沿線に残る伝統芸能「石見神楽」で路線を盛り上げようという『三江線神楽キャンペーン』が実施され、その一環として神楽愛称駅名板が各駅に掲げられています。浜原駅には【大蛇すてーしょん】という愛称が付けられ、プラットホームにある神楽愛称駅名板を見ると、その演目(大蛇(おろち))の解説が記されているんですよ。