「川崎市民っす!」さんからの投稿
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- 投稿日
- 2018-02-07
昭和50年に三江線で最後に開通した「浜原~口羽」区間内の駅です。この最終開業区間は、それまでに開業してきた他区間の三江線線路敷設工事と比較して高度な技術力をもって実施されたことから、「山にはトンネルを掘り」「谷には橋を架け」…高規格・直線的な路線形状となりました。三江線に寄り添うように流れる江の川は、グネグネとカーブしており、この付近の広島・島根県境も地図で確認すると、それに合わせるようにグネグネして居ります。しかしながら、高規格で敷設された当駅付近の線路は、県境を気にせず直線的に敷設されました。そんなことから、当駅の両隣の駅は「島根県」に位置しますが、当・伊賀和志駅は「広島県」に位置します。プラットホームからは集落の建物が一望で、まるで展望台のようです。JR三江線では、沿線に残る伝統芸能「石見神楽」で路線を盛り上げようという『三江線神楽キャンペーン』が実施され、その一環として神楽愛称駅名板が各駅に掲げられています。伊賀和志駅には【鈴合せすてーしょん】という愛称が付けられ、プラットホームにある神楽愛称駅名板を見ると、その演目(鈴合せ)の解説が記されているんですよ。
