「川崎市民っす!」さんからの投稿
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- 投稿日
- 2018-03-19
当駅【作木口駅】の所在地は、島根県邑智郡邑南町ですが、駅名となっている「作木」というのは、駅の脇を流れる江の川の向こう側・広島県側(三次市作木町)の地名です。
そもそも駅名にもあるように、作木(三次市として合併されるまでは「広島県双三郡作木村」という地方自治体があった。)への入口という意味合いで名付けられ、駅前の江の川には県境を越えられる「三国橋」が架かります。旧・作木村の中心部へは直線距離で数キロ。歩いて行けなくはない距離です。駅のプラットホームは、信木駅や長谷駅に似たような簡素な構造で経年劣化が見られますが、穴は鉄板で塞がれた保守痕となっています。また、駅の出入口階段も鉄板を曲げた構造で出来ており、雨や雪の日には特にグリップが効きにくいので注意が要ります。
JR三江線では、沿線に残る伝統芸能「石見神楽」で路線を盛り上げようという『三江線神楽キャンペーン』が実施され、その一環として神楽愛称駅名板が各駅に掲げられています。作木口駅には【胴の口すてーしょん】という愛称が付けられ、プラットホームにある神楽愛称駅名板を見ると、その演目(胴の口)の解説が記されているんですよ。
