「川崎市民っす!」さんからの投稿
- 評価
- 投稿日
- 2018-03-09
江の川の堤防に隠れるようにある当駅【鹿賀駅】は、昭和24年に地元請願駅として「全額地元負担」で開設された駅です。そんなことから、駅員無配置駅ながら旅客トイレ併設の待合室建物は、他の国鉄による開設の無人駅と比較して何となく立派な感じがして「地元の愛情」が感じられるような気がします。
列車からプラットホームに降り立つと、江の川の向こう側にに【コインレストランかわもと】の看板が見えます。近くの鹿賀大橋を渡って10分ちょっとの距離。自販機ダケ並び、懐かしい風情のあるこのお店の名物は、少しレトロな麺類の自販機から出てくる「かしわうどん」と「ラーメン」。プラスチックの器に入った麺類をハフハフいいながら啜るのが愉しいです。
JR三江線では、沿線に残る伝統芸能「石見神楽」で路線を盛り上げようという『三江線神楽キャンペーン』が実施され、その一環として神楽愛称駅名板が各駅に掲げられています。鹿賀駅には【道返しすてーしょん】という愛称が付けられ、プラットホームにある神楽愛称駅名板を見ると、その演目(道返し)の解説が記されているんですよ。
