「川崎市民っす!」さんからの投稿
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- 投稿日
- 2018-10-02
かつて国鉄(東北本線)時代には、この辺りの線路が単線だったことがあり、上り列車と下り列車との行き違いのための設備として【斗米信号場】が設けられました。のちにこの斗米信号場に旅客乗降可能な機能を持たせ、「駅」として昇格し生まれたのが当駅【斗米駅】です。上り(二戸・盛岡方面)乗場と、下り(金田一温泉・八戸方面)乗場とは対面式プラットホームとなっていますが駅構内連絡通路が無く、各々の乗場ごとに駅出入口が異なる構造(線路西側の入口が「下り乗場」・線路東側の入口が「上り乗場」)となっています。駅南側で線路をくぐるアンダーパスの公道を経由して、上下乗場間は行き来が出来ます。当駅下りプラットホームの脇には東北新幹線の線路が並走しており、下り乗場入口はこの新幹線高架をくぐって入る構造で、JR時代は案内標識も無く判りにくかったですが、IGRいわて銀河鉄道の路線となってから、【斗米駅】と記された入口看板が設置されました。上り・下り共にプラットホーム上には小さな待合室がありますが、自動券売機といった設備は無い駅員無配置駅です。元々が信号場だった駅なので、駅周辺は長閑です。