「川崎市民っす!」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-03-24
JR三江線の廃線が近づき、非常に注目を浴びるようになった当駅【宇都井駅】は、2017年→2018年の年越しに放映されたNHKの番組【ゆく年くる年】でも、駅がライトアップされた風景の中での生中継がありました。(紅白歌合戦の余韻さめやらぬところで【ゆく年くる年】の番組は始まり、このときは私の住む川崎市の川崎大師から中継が始まったな~…と思ったら、宇都井駅の映像に切り替わってビックリ!しかも駅がライトアップされてた!!)宇都井駅からスグのところにある民泊施設【うづい通信部】のご主人に、のちにこの話を聞いてみたところ、年末年始のライトアップは、周辺道路混雑を防ぐために、プロジェクトを進める上で敢えて公表しなかったのだそうな。因みに、民泊【うづい通信部】の2階の客室からは、窓を開けると宇都井駅がスグそこに一望!いい宿です。
「川崎市民っす!」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-03-02
『天空の駅』と評される当駅【宇都井駅】は、里山の集落には似つかわない無機質なコンクリートの高架駅。三江線に沿うように蛇行する江の川の流れや、里山の地形を無視するように線路を貫通させることが可能となった近代鉄道建設技術が、ローカル線らしからぬ特殊な駅構造をもたらしました。駅入口からプラットホームまで直上する116段の階段は、昨今の建築物のバリアフリー構造とは一線を画し、その特殊性が当駅を「観光名所」に押し上げました。まるで、かつて高度経済成長期あたりに建てられたりした古いアパートの階段を移植してきて据え付けられたもののようにも見えますね(笑)…エレベーターやエスカレーターといった昇降設備は、もちろんアリマセン!
JR三江線では、沿線に残る伝統芸能「石見神楽」で路線を盛り上げようという『三江線神楽キャンペーン』が実施され、その一環として神楽愛称駅名板が各駅に掲げられています。宇都井駅には【塵倫すてーしょん】という愛称が付けられ、プラットホームにある神楽愛称駅名板を見ると、その演目(塵倫)の解説が記されているんですよ。