「川崎市民っす!」さんからの投稿
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- 投稿日
- 2018-03-11
JR南武線で唯一「横浜市(鶴見区)」に所在する駅です。(神奈川県内の南武線の駅は、ほぼ川崎市にある。)プラットホーム脇には、電車が留置できる電留線が数本ありますが、これは南武線開業時(【南武鉄道】という私鉄の会社による運営であった)からの電車の車庫で、昔は【矢向電車区】がありました。それが手狭になってから、今では武蔵中原の【中原電車区】にメイン機能が移転し、こちらは【中原電車区 矢向派出】というサブ車庫となっています。また、曾ては当駅から南武線六郷支線(矢向-川崎河岸)という貨物線が分岐していました。元々は、多摩川の砂利を建築用資材として活用していた時代に、多摩川上流域から貨物列車で運んできた砂利を、川崎河岸駅では船に積み替えて水運にバトンタッチする場でした。現在、南武線六郷支線の跡地は、「さいわい緑道」という公園を兼ねた散策路になっています。